結婚準備講座:
結婚勝ち組、結婚弱者
ということば、聞いたことありませんか?
それを、今回取り上げます。
▼森永
■もっと問題なのは、結婚や恋愛の面でも、勝ち組の独り占めが
起っていることですよ。
■おそらく今の30代前半の男子の過半数が非婚のはずで、
これは社会病理です。
■少子化を食い止めるために子育てを支援しようにも、
まず結婚できないんですから。
▼重松
■「できちゃった婚」が示すように、日本では結婚
と出産がセットになっている。
■婚外子の多いフランスなどと違って、日本では独身で子どもを
産むことへの社会的抑圧が強いし、結婚したくてもできない
「イケてない」男子がたくさんいる。
▼森永
■70年代まではお見合いの仕組みがあって、恋愛結婚が主流
になった80年代でも、「君のことを一生守るよ」というセリフ
は男の切り札だった。
でも銀行までつぶれる時代では、もうリアリティーがない。
▼重松
君を守る。
再来年までなら・・・(笑)
▼森永
■男に長期の安定がなくなった時、女性たちは、刹那的な快楽を
求める方向を選択したと思う。
恋愛の勝ち組は、ヒルズ族のような大金持ちとイケメンなんです。
一方、もてない男たちは、秋葉原に行くんですよ。
■女性に好かれる努力を重ねた上に裏切られ、二次元のアニメの
キャラクターに恋するようになる。
そういう男たちが、また性格のいい人たちばかりなんです。
▼重松
■今のイケてない若者はコミュニケーション下手と言われるけど、
コミュニケーションは受け手と送り手がいて初めて成り立つわけで、
誰だって「サムー」とか「キモー」とか言われたら傷つきますよ。
イケてるやつらが、もう少し受け入れてくれないと。
▼森永
■「別にオタクだっていい」と口では女性たちは言うけれど、現実は
「電車男」みたいにキレイじゃありませんよ。
■アキバ系の男性が発する独特のオーラを、女性は受け入れられ
ないんですね。
▼重松
やはり、人間から寛大さや心の広さが失われている気がしますね。
すべてかゼロか。
■小説や文学は二者択一ですぐ結論を出されたら、物語が
終わっちゃうわけですよ。
■恋愛小説だって、誤解や勘違いを乗り越えて、ハッピーエンド
に至る途中経過を、僕らは楽しんでいるわけだから。
(以下略)
▲2006年3月21日付読売新聞P18ー19「新!読書生活」第5回
「格差社会を生きる」より。
東京・目黒区の恵比寿ガーデンルームで開かれた対談の、紙上採録。
森永=森永卓郎さん(大学教授)
重松=重松清さん(作家)
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■ある特定の女性には、お見合いのお申込、紹介して欲しいという依頼、
お会いしたいというリクエストが毎日のように殺到します。
■ある特定の男性にも、「行列のできるラーメン屋さん」ならぬ、
行列のできる会員さんということで、毎日曜日がお見合い日になります。
■一方、残念ながらほとんど(ゼロではないですが)お申込が
来ない方もいます。
不思議なことに、そういう人は、お見合いのお申し込みも少ない。
男女を問わず、です。
◆確かに、厳然として、
「結婚・恋愛弱者たち」
は存在します。
■読者の皆さんは「パレートの法則」または「80対20の法則」
という名の法則を、どこかでお聞きになったことはありませんか?
■有名なイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが
20世紀の初めに唱えた経済法則です。
■21世紀の今日、この法則は経済学会だけでなく、実業の
ビジネスにおいては、普遍的な経験則として広く知られています。
例えば、
「売上げの80%は、お客様の20%から生み出される」
「売上げの80%は、全商品の20%から生み出される」
「売上げの80%は、営業担当者の20%から生み出される」
等等。
■パレートの法則が当てはまるのは、経済やビジネスの世界
だけではないようです。
実は、自然界でこそ、頻繁にみられる現象です。
■ミツバチの世界では、よく働く20%と、普通に働く60%、
働かない20%にきれいに分れます。
まるで、
「お見合い成立の80%は、全結婚希望者、お見合い希望者
の20%から組まれる」
かのように。
▼ところが、ここからが肝心!
■だからと言って、よく働くミツバチとみられるその20%
だけ集めて新しい巣を作らせたとします。
■奇妙なことに、そこでも、同じくよく働く20%と、
その他の働かない80%に分かれてしまうんです。
■逆に働きそうにもないと思われる20%を集めて巣を作らせても、
やはり同じように、その中からよく働く20%のグループが形作られます。
◆何が言いたいのか?
■つまり、もてるもてない、お見合いが受けられる、受けられない、
結婚できる、結婚できないというのは、その人の絶対的な要素
ではなくて、相対的、比較可能なレッテル、一時的な現象
だということです。
■どんなにもてたとしても、こと結婚に限って言えば、複数の人と
正式に結婚するわけにはいかないのです。
■幸か不幸か、日本社会は一夫多妻でなければ、一妻多婦(こういう
表現があるとしたならば、スイマセン、私の造語です)でもありません。
▲だから、変えられないものは受け入れて(例えば今の年齢)、
変えられるものは変えていって(例えば結婚観)みませんか?
■そう、それが出来れば、それさえ出来れば、今「結婚・恋愛弱者」でも、
明日は「結婚・恋愛強者」です。
■まとめ:
■目の前が暗くなるようなことがあっても、いつかは光が
差し込んでくることがある。
■決してあきらめずにいれば、最後には勝利をつかめるかもしれない
ということを、日本チームは身をもって示した。
(3月22日付朝日新聞「天声人語」より)
■皆さんご存知のように、第1回ワールド・ベースボール・クラシック
で、日本が初代世界一に輝きました。
おめでとうございます。
■「決してあきらめずにいれば、最後には勝利をつかめる」、
これは、あなたの結婚にも、いえることです。
■確かに、今の日本は、結婚格差社会ではあるけれど、あなたなりの
結婚相手探しの努力をして、あなたなりの結婚をしてみようよ。
一度しかない人生なんだから。
あきらめたら、おしまいなんだから。
▼参考情報「希望格差社会」
■今回は、それができる、あなたのために書きました。
ウェディング・ベルを鳴らすその日のために
▼結婚コンサルタント
■田代 ゆき生
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